TANNYMOTORS

一度人を食らった熊は、その味が忘れられず再び人里に降りてくるという。つまりバイクの日記です。

アガペーとしてのビジネスホテルとリクルートカードとじゃらん

ビジネスホテルは非日常の最高峰だ。広いベッド、綺麗なシーツ、華美ではないが必要十分なアメニティ、その土地の知らない飲み屋、ホテルの朝食バイキング。サラリーマンとしてビジネスホテルを使うときは、仕事の延長でありながら与えられる至れり尽くせりの生活水準に、なんだか偉くなったような気分になってしまう。

今の仕事は2ヶ月に1度くらいの頻度で、宿泊の伴う出張がある。デスクワークが中心の今の仕事において、出張は息抜きだ。それに宿泊がついてくるとなると、これはもう休暇なんじゃないかと思ってしまう。しかし宿泊が伴う出張エリアはだいたい決まっているので、いつの間にかそれぞれの土地に定宿ができてくる。

いつもの部屋、いつもの食事、いつもの飲み屋、非日常のビジネスホテルが慣れで新鮮味を失っていくのは悲しい。それでもホテルの広いベッドに身を投げて硬めのマW3fットレスの上で体を伸ばすと、家の窮屈なベッドから開放された実感が、やはり非日常としてのビジネスホテルの楽しさを思い出させてくれる。

ちなみにホテルの予約にはじゃらんを使っていて、リクルートのクレジットカードで生活しているから、基本的に宿泊費は全額カードのポイントで精算している。結果いつも100円くらいでホテルに泊まっているし、その建て替えもきちんと帰ってくるので、身の回りのマネタリーベースがどんどん膨らんでいく。ああこれが経済か。みんなが幸せになるやつか。