TANNYMOTORS

一度人を食らった熊は、その味が忘れられず再び人里に降りてくるという。つまりバイクの日記です。

Go to キャンペーンを使った逃亡生活の果てに旅行先で身柄を確保されるなど

暑さを理由に近所のスーパーへ行くことさえ拒否しているため、冷蔵庫に牛乳はなく、そのためミロが飲めない状況に陥っている。一方でGo to キャンペーンを使ってツーリングに出かけたいとも思っている。

バイクで5分の場所には行きたくないのに、5時間かかる場所には行きたいのだからどうかしている。

バイクで走っている最中は風を浴びて涼しいかと思いきや、35,6度の温風を全身に浴びているわけでこんなもの快適なわけがない。日焼け対策にバラクラバを被って手袋長袖長ズボンの格好をしているから信号で止まった瞬間には汗だらけになる。それでも家にいるよりかは、バイクで走り回っているほうがいくらか楽しいのもまた事実である。

6月に夜行フェリーで四国を巡ったのが楽しかったので、お国とワリカンしてまたフェリーを使ったツーリングに行きたい。狙いは四国か、九州のあたり。夜に出て翌朝に到着する航路が結構あるので選ぶのも楽しい。

今週末の休みは3連休になるので大阪から北九州へ上陸して、2日かけて家に帰るツーリング予定を組んだりしてみた。蛍光ペンツーリングマップルに走りたいルートをなぞってみたら、1日300キロくらい走るプランが完成した。2種とはいえさすがに原付でその距離を走ろうとすればどうなるかは、水曜どうでしょうで見たから知っている。

普段は土日以外を休日にしているから、正直なところ土日月の3連休は出かけたくない。みんなが出かけるタイミングに合わせて出かける意味が分からねえ。せいぜい日帰りツーリング3連続が落としどころではないかしら。北に1日、南に1日。最終日はオイル交換とかの整備に当ててもいいかもしれない。3週間くらい前にエネキーを作ったから早速試してみよう。あとタイヤの空気圧も調整しなきゃ。

何かをしてもしなくても、毎日あっという間に過ぎていく。みんな何して生きてるんやろうか。こっそりバーベキューとかやってたらどうしよう。悔しいから今日の晩ご飯は一人で焼肉屋に行ってやる。牛乳買ってミロも飲むぞ。たとえ溶けにくくてもプロテインよりミロの方が断然美味しいんだぜ。

6尺=1ミョン=188cm

ぽつぽつと中途半端に焚かれている送り火を眺めていたら、大文字山の麓にある朝鮮学校出身だった大学時代の先輩のことを思い出した。

その人は細身で背が高く、よくタバコを吸い、部室で真っ先に他人のジャンプを読む先輩であった。朝鮮学校時代のエピソードにも事欠かず、修学旅行で行った北朝鮮で、金日成像の台座に座ったら現地の人にバチクソ怒られただの、その時乗っていた万景峰号が日本に入港できなくなり帰れなくなっただの、日本国籍を選ぼうとしたら親戚に「祖国を捨てるのか」と説教されて北朝鮮国籍を取らされただの、当時はゲラゲラ笑いながらその話を聞いていた。

本人は気さくな人でみんなに慕われていたし、僕も面白い先輩だなあとしか思っていなかったが、その数年後実際に朝鮮学校に訪れてみると、教室に金日成金正日肖像画が飾ってあったりして、「すげえところで高校時代を過ごしてたんだなあ」と改めて驚かされた。あと美男美女が多かった。「めちゃくちゃ可愛い娘がおったぞ」との話は真実だった。

井筒和幸のパッチギで登場する朝鮮学校は滋賀の高校がロケ地になっているけれど、学校の雰囲気は京都の朝鮮学校とよく似ていた。実物はもっとコンパクトな校舎だが、古さは現物も映画も同じぐらいだった気がする。

たまに飲み屋で知り合った人が朝鮮学校出身ということがあるが、みんな決まって当時のエピソードを面白おかしく話してくれる。日本の学校と違うことをどう思っているかはさておき、みんな人に話せるような学校生活を送ってたんだなあと少しだけ羨ましく思う。

先輩は今何してるのかしら。先輩は身長がだいたい180cm=6尺ほどあり、先輩と出会った部活では尺貫法で距離を測ることがあったので、現場では先輩の身長を単位として「1ミョン右にずらす」、「0.5ミョン戻し」のように使うこともあったが、そんな名前の残し方をする先輩もそうそういないだろうよ。

あと多様性って経験則に基づくと別にそんなにダイナミックなもんじゃないと思う。「確かにいろいろあるよねー」ぐらいにしかならない気がする。みんなお互いにリスペクトとピースだぜ。

プロテインの上位互換としてミロをたまに飲んでいる

ついにワイシャツすら着ずに仕事をするようになってしまった。白の長袖Tシャツと適当なチノパンと黄色のニューバランス。紙仕事をするときは指サックを、力仕事をするときはエプロンと軍手を追加して仕事をしている。稼げる仕事じゃないけれど、ネクタイを締める必要もないし、それなりにぼんやりしても死なない程度のお金が貰える。今はそれで十分だ。

持て余していたOsmo pocketを改造して車載動画を取り始めた。編集ソフトはフリーでおなじみAviutl。でも使い始めてみると拡張性も髙いしハウツー動画もたくさん作られているのでとっつきやすい。戯れに数本動画を作ってみた。切って貼って色味と音を弄るくらいしかできなかったけれど、息抜きとしては十分だ。

コンテンツを作るハードルがどんどん低くなっていく。何ならPCもカメラもいらない。スマホさえあれば何でも作れる時代である。どこで差別化を図るかといえば、やはり最後は音に行きつくと思う。そういう癖の動画もたくさん出回ってるしな。

取り戻す日常やら生活が何だったか分からなくなってきたので、これまで以上に自由気ままに過ごしている。ならばもうちょっと楽しくなれよと思わなくはないが、楽しむことに負い目のある世相もあるし、大っぴらに楽しんでいることを妬む連中だっているかもしれないし、自分だけの楽しみを深めていくしかあるまい。どうせ暑くて出かける気にもならんしな。

ビジネスホテルの湯船にバブを放り込め

ビジネスホテルをどこまで使いこなせるかは、大人の必須技能の一つと言っても過言ではない。

着替えだけ持ってチェックインしても、宿泊すること自体はもちろん可能だ。しかし普段とは違うベッドや枕、アメニティに空調などホテルの部屋とは良くも悪くも非日常であり、それを楽しむことを目的としているならまだしも、出張の多いビジネスパーソンやただ眠る場所を求めているだけの旅行者にとってその非日常はしばしば居心地を悪くさせてしまう。

快適にビジネスホテルで過ごすために必要なもの。それはわずかばかりの想像力と工夫である。

自前のアメニティを持ち込んで普段通りのヘアケア、スキンケアを行い、ガジェット類の充電器はもちろん持参、連泊で洗濯するために物干しロープも用意する。普段の暮らしに必要なものをイメージして用意さえすれば、どんなホテルに宿泊しようと普段どおりの暮らしができるようになる。そして疲れを翌日に持ち越すことなく快適な出張、旅行が可能なのである。

さて、ここまではビジネスホテルで過ごす上の「守り」の話である。前述の内容は非日常の不便な部分を解消する方法論でしかない。守るだけでは勝てない。優勝まで手が届かない。「攻め」のビジネスホテル環境づくり、非日常の良いところを伸ばし、心を刺激するには何を用意すべきか。そう、「バブ」だ。しゅわしゅわする入浴剤の「バブ」ひとつでビジネスホテルの夜は一気に華やぐ。

単身者の家に足の延ばせる風呂はほとんどついていない。それにシャワーがメインで湯を張ることも多くはないだろう。だからこそホテルに泊まった時くらい湯を張るのだ。そしてもう一歩踏み込んで、湯船に入浴剤を放り込むのだ。バスクリンを提案することもできたが、個人的にしゅわしゅわ気泡を出しているバブを見ながら湯につかるのが好きなので今回はバブを推す。それにコンビニで1個単位で売ってるから買いやすいという入手性の良さも一因である。

大浴場とかついてるホテルに泊まれば?という意見もあるだろうが、そこまで経費が出ると思っているならお前は相当恵まれている。世の中には宿泊費が定額支給なのをいいことに限界までホテルの価格を刻むヤツだっているんだよ!あ?実費精算?ならクオカード付きのプランでも選びやがれ!あー!ビジネスホテルでぐうたらしたいなー!

 

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森見登美彦/上田誠『四畳半タイムマシンブルース』上田作品が森見小説になる奇跡に刮目せよ

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森見登美彦の『四畳半神話大系』とヨーロッパ企画上田誠の『サマータイムマシン・ブルース』が混ざると何が出来上がるのかと人に聞いたとしよう。きっと十人中八人は「大学生が主人公の物語」と答え、一人は「めちゃくちゃ面白いやつ」と答えるだろう。そして最後の一人は「今ブログに書いてるから待ってくれたまえ」と言いながらキーボードを叩き始めている。それが私でありこの記事なのだ。

森見と上田とは誰か

小説家の森見登美彦は京都(の特に鴨川より東側)を舞台にした作品を多く手掛けており、『夜は短し歩けよ乙女』は星野源が主役声優として映画化もされている。(おのれ星野源!)

一方で劇作家の上田誠は劇団「ヨーロッパ企画」の主宰・作演出として劇作のみならず『四畳半神話大系』(アニメ)『夜は短し歩けよ乙女』(アニメ映画)の脚本も行っている。

いわば二人とも京都を舞台にオモシロいものを作り続ける同志なのだ。

レシピだけで「絶対美味しいやつやん」と思える組み合わせ

今回は森見作品を上田脚本にするのではなく、上田作品を森見小説にするという普段とは逆の流れで作品が作られている。とはいえ森見側にも上田側にもそれぞれモチーフの作品があるので、驚異のトリックやラスト30ページに瞬きを忘れるようなどんでん返しは一切ない。ご飯に海苔と目玉焼きとソーセージを乗せた朝ごはんの美味しさくらい、この2人のタッグには分かりやすさと安心感がある。

指数的にオモシロが増殖していく上田作品

上田誠の作るお芝居は、とにかく会話が多くテンポよく物語が進んでいく。ドローンで串カツにソースをつけたり、タイムパトロールが航時法(捕まると時の牢獄に収監される)を振りかざしたり、ダリが次元を超えたりするが、そんな「てんやわんや」を繰り返すことでオモシロが核分裂を起こし、やがて膨大なオモシロエネルギーとなって気づけばいつもカーテンコールを送っている。きれいに話を収めることもあれば、エネルギーを大爆発させたまま終わることもある。

とにかく面白いことを詰め込んで濃縮された舞台を上田は作ってくれるのだが、その核分裂にあたるのが役者の「会話」である。とにかく皆めちゃくちゃ喋る。喋ることで物語が進んでいく。そして言葉で追いつけないところまで事態が進行するとオモシロの核分裂にいたるのだ。

演劇の魅力の一つは実際に目の前で芝居が行われるライブ感だ。そしてそのライブ感を十二分に活かした舞台づくりが上田作品の魅力である

オモシロに衣を足し続けて装飾する森見作品

森見作品は比喩や形容詞をふんだんに使って文体を膨らませるのが特徴だ。彼は天ぷらを揚げながら衣をつぎ足してもこもこにするあの技術を、活字に応用することに成功させた数少ない作家の一人なのだ。

もちろんストーリー自体のオモシロさもしっかり確保されているので、立ち食いそば屋のえび天のようなひもじい思いをすることはない。伊勢海老の天ぷらに衣を足し続けて鯉ぐらいのサイズにしてしまうだけの力が森見登美彦の作家パワーなのだ。

上田ファンと森見ファンが拝み倒す『四畳半タイムマシンブルース』

今回は上田誠の物語に森見登美彦のキャラクターたちが登場してくるので、両方に思い入れがある私は「きゃあきゃあ」騒ぎながら読み進めていた。「田村」は上田作品の「田村」そのものだったし。やっぱり明石さんは可愛い。むしろが「田村」妬ましい。お前なんでそんなにもっさりしてんだよ。お前絶対小太りだしふてこいだろ。

かつて夢中で読んだ作品のキャラクターたちが、再び物語の中で「てんやわんや」している様子はたまらなく愛おしかった。誰の目線で語ってるんだろう。オタクの目線かしら。感じ入るところが多すぎて作品の中身を語るところまで言葉が進まない。とにかく憧れ続けた作品が再び綴られることの喜びをずっと噛みしめながら読んでいた。

特に思い入れのない人にだってもちろん手放しでお勧めできる。タイムマシンも出てくるし、京都も出てくるし、みんなガチャガチャしてるし、楽しい。そう、これは楽しい作品なのだ。

今年の京都には祇園祭も下賀茂古本まつりも五山の送り火もみたらし祭りもないし、何ならしょんぼりすることばかりだけれど、せめて本の中の京都ぐらいは楽しい場所であってほしいものである。でも暑さだけは現実も物語も同じだと思う。誰もが京都の暑さにはうんざりさせられているんだ。さっさと銭湯に入ってコーラでも飲んだほうがいいぜ。

 

四畳半神話大系 (角川文庫)

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サマータイム・マシン・ブルース

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「エウレカ!」と叫んで伊集院光はピーナッツバターを作り僕は爪の上で爆竹を誤爆する

頭の中では分かっているものの、体験してみないと理解しきれないことが世の中にはたくさんある。火に手をかざすと熱いし煙は目に入ると沁みるし尻餅をつくと痛い。そうやって今でも身をもって日々いろんなことを学んでいる。

音には速度があることを学んだのは高校生の時だ。放課後に教室から野球部の練習を見ていたら、バッターがヒットを打ってから1秒ほどして「パカン」という乾いた音が聞こえてきた。音の速度はおおよそ300m/sであると授業では習っていたけれど、ヒットの音がバッターのスイングから遅れて聞こえてきたあの瞬間まで、僕は音の速さについてきちんと理解できていなかった。そしてあの瞬間に間違いなく自分が音の速度について理解することができたという快感のようなものがあった。これが「エウレカ」なのだろう。

伊集院光の深夜ラジオで、柴田理恵からピーナッツバターの作り方を教えて貰ったという話を聞いたが、あれも「エウレカ」だったように思う。調べたらもう2年前のトークだった。とりあえず引用。

sekasuu.com

伊集院光柴田理恵さんが、とにかく「ピーナツバターを手作りすると超美味い」って話を、昔からずーっとしてて。

タモリさんに教わったって言うのね。タモリさんに教わったんだけど、単に普通に売ってるピーナッツあんじゃん。バターピーナッツとかじゃなくて、ただ普通の落花生、それをフードプロセッサーの中にザッとただ入れて、それをウィーンガガガッてやるだけ。

それを延々とやってると、まず粉々になってくんだって。サラサラになってくだけで、「え?なにが?ピーナッツバターになんないじゃん」って感じがしばらくする。

「だけど、突然ピーナッツバターになるから。それが超美味しいの」って言うの。で、忘れた頃に柴田さんが、朝のラジオに持ってきてくれて。で、食べたら超美味いわけ。

「俺もじゃあ、作ってみますわ」って、で、去り際に柴田さんが言ってたのは、「必ずあなたは、一度私を疑います」と(笑)「でも、そこでフードプロセッサーを止めずに、ボタン押し続ける、回転させ続けると絶対、ピーナッツバターが現れるから」っていうことを言って、女は去っていったわけですよね(笑)


謎の笑みをニヤリと残して、去っていったわけですね、柴田理恵が(笑)で、家でそんなこと言ってっけど、どうなんかなぁと思いながら買ってきて。それも、千葉八街に住んでるスタッフがいたから、そこで「八街の落花生買ってきて」って、買ってこさせて作ったら、もう言った通り。あの謎の女の、謎のほほえみが残した通り。最初、入れてガーってやってんじゃん。そうすると、しばらく粉々になって、何も起きないの。

それも、3~4分何にも起きない。粉になるだけ。「野郎、だましやがったな」って思うんだけど、「はっ、そう言えば!」って(笑)薄く幻のように柴田理恵が現れて、「私を信じて回し続けなさい。そこにピーナツバターが現れるから」「本当かよ…嘘だろ?おい!」って、急に(笑)急にピーナツバターになんの(笑)

「そんな粉になるだけで、ピーナッツバターが…嘘だろ?!」って(笑)で、そのピーナッツバターが美味いのと甘みと渋みみたいな。渋皮の残し度合いで、渋みが調整できるのと。さらに、甘みまんまでもいいんだけど、ちょっと蜂蜜入れるといい甘さになる。その塩梅の調整で、超美味いピーナッツバターができる、と。

やはりこれも美味いピーナッツバターづくりを身をもって学ぶことで得た「エウレカ」だ。とにかく身をもって学ぶことの理解度は机上で学ぶよりもはるかに高い。「百聞は一見に如かず」ってことわざも行きつく先は「エウレカ」だ。

小学生のころ、理科の実験で使った豆電球をスタンドライトの端子に電線でつないだら目の前が一気に眩しくなってフィラメントが燃え尽きたことがあった。爆竹を分解しての火薬を集めていたら爪の上で火薬が燃えて爪が真っ黒になったこともあった。この辺はただ驚くばかりでエウレカどころではなかったが、今なら何か学びが得られるんじゃないだろうか。ホームセンターに売ってる農薬と灯油で爆弾が作れると聞いたことがある。今でも学びは続いている。「エウレカ」を求めよ!

ナチスの列車はもちろんジェット推進である

仕事で高所作業台が必要になったが、そもそもどこから入手すればよいのか分からない。ホームセンターには売ってないし、この分野の通販サイト「モノタロウ」を見ても、正しい道具の選び方が分からない上に1つ数十万もするアイテムを通販で買うのはちょっと怖い。

早々にお手上げ状態になってしまったのでダメもとで出入りの建築事務所の担当さんに聞いてみると「これならいいんじゃない」とカタログを送ってくれた。なんという守備範囲の広さ。なんでも聞いてみるもんだ。

新しい会計処理の方法を唸りながら作っていたら黒いはずのペンのグリップが緑色に見えた。これは危ない兆候だと早退してベッドに身を投げたが、アマゾンプライムの「高い城の男」のシーズン4が公開されているのを見つけてしまったのでやむを得ず全話一気に見てしまった。田上大臣とスミス元帥はかっこいい。ジュリアナは超キレイ。ナチスの特別列車がジェット推進なところも「ナチスの科学力は世界一だもんな~」とニヤニヤできる。

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こんなのが出てきた。しかも自衛用に連装機銃付き。

ストーリーが割と飛ばし気味な気がしたけれど海外ドラマはこんな感じなんだろう。人気があれば続くしなければ打ち切られる。物語の長さを資本主義が決めるなんて…と思うもののジャンプも同じ仕組みだった。すべての物語が富樫システムて作られているわけではない。森見登美彦の新刊が楽しみだ。あらゆる積読を飛び越えて登美彦氏の新作を読むことになるだろう。

今年の京都からは森見作品に登場するあらゆるものが消えてしまった。祇園祭も鉾は立たず下賀茂古本市も中止が決まり、さて京都とは何ぞやという感じである。ただの蒸し暑いバスとタクシーの巣窟であろうか。ほんとに暑いぜ。梅雨も嫌だが夏も嫌だ。さっさと北上して美山でソフトクリームを食べたい。

季節の変わり目だから風邪をひくはいつものことであるが、今年の風邪はやたら心配させてくるのでたちが悪い。