TANNYMOTORS

一度人を食らった熊は、その味が忘れられず再び人里に降りてくるという。つまりバイクの日記です。

療養には「バニラアイス」と「コーラ」と「ポカリ」。特効薬と読み替えても構わない。

脂汗を流すほどの頭痛と喉の痛みと発熱、風邪である。季節の変わり目で風邪をひく体質なのでいつものことではあるけれど、こと5月においては寒暖の差が激しすぎて史上最悪の風邪となった。

風邪の症状自体は2日程度で治まったものの、万が一コロナ的なアレだったら、もしくはコロナ警察に見つかってしまったら、きっと家は刃牙の実家のように荒らされ、我が身は火刑に処されるに違いない。

燃やされたくはないので、とりあえず症状が出てすぐ役所のコロナ相談センターに相談した。「寝てろ」と言われる程度の症状だったら良かったのだが、発熱があったことを理由に「診察を受けよ」と指示されたので近所の休日用診療所へ向かう。

問診票に症状と体温の経過(ちゃんと毎日検温しているのだ)のメモを添え、発熱があったことを伝えると診察室の「外」で診てもらうことになった。クリップみたいなのを指先にはめて血圧を測る機械がかっこよかった。このタイミングで「コロナと疑うまでの症状はまだないし。悪化しない限り寝てろ」と診断された。

会社には病院行くタイミングから報告を入れていたが、「どうせやることもねえから完治するまで寝ろ」と言われ、休みが3日ほど増えた。帳尻を合わせるのはどうせ総務の自分なのでそのへんはどうにでもなる。

チームにはなし崩し的にSlackを導入していたのでこの経過もスレッドにしておいたが、「〇〇日から復帰します」と書くと「いいね」が押されていた。みんな少しずつ使い方を覚えてきているらしい。在宅勤務の完成も近い。

そろそろアポカリプティックサウンドが聞こえて世界が「最終兵器彼女」な感じになっていくぞ、なんて考えていたが、自分が最終兵器になる可能性は考慮していなかった。あれの動力源は知らないが、療養にはバニラアイスとコーラが最適と「フォレスト・ガンプ」と「もやしもん」で学んだので、僕はそれに倣うことにした。もちろん粉ポカリもinゼリーも買った、ウィダーはいつの間にかいなくなっていた。

もし無症状で陽性だったら、ほんとに最終兵器になってたのかもしれない。それはそれで、いろいろと思うところはあるけど、これはどうやっても炎上するので書かない。