今年で3回目の引っ越しをした。正月に引いたおみくじを見たら、「転居は暫く待ったほうが良い」と書かれていた。やっちゃったものはしょうがないけど、暫くってどれぐらいのことを言うんだろう。年に3回も引っ越したら暫くもなにもないだろうけど。
新しい家はユニットバスだし、バスタブは台形だし、最上階だから暑いし、そのくせ3階だから景観は悪い。居住性は間違いなく前の家より落ちた。良い所は生活圏がコンパクトになったところと、ガスが使えるようになったところぐらいだ。なんだか古いビジネスホテルみたいな部屋だ。松江で泊まった1泊3000円の宿みたいだ。でも家賃と諸々の費用を差っ引くと、これまでより月2万円のコストダウンができる。資本主義バンザイ。
そもそもここは仮住まいだから、家具だってハイエースに積み込めるくらいしかない。10畳セパレートでも、6畳ユニットバスでも、パソコンと布団さえあれば生きていくには十分だ。筋トレだって十分にできる。正直6畳でもスペースが半分くらい余っている。
でも仮住まいと言えど、居住性が下がるという事実はなんとなく辛い。それなりに自学自習、日進月歩で頑張り続けていても、結局後退していたような気分だ。あまり精神的に良いものではない。さっさと部屋を自分なりに作って、居住性を改善させなければいけない。とりあえず今日スピーカーとデジタルアンプが届く。これでガルパン劇場版を見るのだ。
早く本来の家に戻りたい。猿の惑星みたいに、地獄だと思ってた場所が、実は帰りたかった場所だったなんて結末になりませんように。