TANNYMOTORS

一度人を食らった熊は、その味が忘れられず再び人里に降りてくるという。つまりバイクの日記です。

好みが赤方偏移している

小さなバイクを今年のはじめに買った。赤いスーパーカブで、「赤べこ」と呼んでいる。一般道を空荷で走るぐらいなら快適なのだが、キャンプ道具を積んだり峠道を走ったりするとすぐに音を上げてしまう。それでも初めて買ったバイクなので、どれだけ遅かろうと「頑張れ」と声をかけながら猫可愛がりしている。

バイクを買うときになって薄っすらと分かったのだが、僕はどうやら赤色のアイテムが好きらしい。

一人がけのソファも、45リットルのバックパックも、タバコ入れも、無くしたzippoも、とにかく赤色だった。赤いカブだって、赤色のモデルが限定色で発売されると聞いてまず免許から取りに行ったぐらい気合を入れて購入したものだ。

しかし色の好みは時期によって変わっている。

幼少期は緑が好きだった。大学生の頃は黄色が好きだった。今は青系の服と、赤系のアイテムが好きだ。アイコンのダルマも赤だ。ペンは白が好きだが、ペン立ては赤色だ。スマホは黒だけど、壁紙の差し色は赤だ。ついでにソ連の国旗の赤も好きだ。だがトマトはあまり好きじゃない。

こういう色で性格判断するのは誰が言い出したんだっけ、どうせフロイトの弟子とかそのへんだろう。