帰りに工業簿記の参考書を買うって覚えといてください

『大人になってから勉強することの楽しさを知る』みたいな話を誰でも一度は聞いたことあるだろう。「うわ~昔は嫌いだったのに教科書おもしれ~」みたいなやつだ。あの風潮を見聞きするたびに、みんな本当に勉強が楽しいと思ってんのかと疑わずにはいられない。

なぜなら簿記の試験勉強がまったく楽しくないからだ。結局のところ興味のないことを勉強するのは苦痛でしかないのだ。

簿記の資格だって「3級取れたから今年は2級受けてみるか」ぐらいの気持ちで申し込みしただけだし、練習問題に対して「減価償却を定率法と定額法混ぜてやる奴があるか!」とかキレたりしてるし、工業簿記だって全然やってないし。もうとにかくモチベーションがない。

それに合格したからと言って給料や休暇が倍に増えるわけでもない。じゃあなんで家で勉強してるんだということになる。鳥貴族でハイボール飲んで焼き鳥食べてるほうがはるかに有意義ではないか。

これが自分と全く関係のない分野の勉強だったら利害関係もないから純粋に楽しめるんだろうな。素粒子物理学とか宇宙工学とか勉強してみたいもの。原子を超高速でぶつける実験とかめちゃくちゃ楽しそうだもんな。

今自分を勉強に駆り立てる唯一の要素は、既に4000円の受験料を払ってしまったという事実だけだ。金を払ってしまった以上は合格したいし、そのためにはやはり勉強しなきゃならん。こうなってしまっては今更後には引けないのである。

そしてこういう状態をコンコルド効果、サンクコスト効果と言う。やっぱり自分に関係のない分野の知識を勉強するのは楽しいな。