本屋に行くたびに買おうか迷っていた本があったのだが、人に貸してもらえたので早速読み進めている。歴史書かと思ったら小説だったので思ったよりすいすい読めて、1日で半分ほど読み終えてしまった。ものを読むのにちょうどよい具合なんてものはない。積読を溜め続けるか、一心に読み進めるかの二択だ。
書くことに関しても、自分が満足できるところまで書くか、一切書かないかのどちらかしかない。例えば手書きの日記もつけているけれど、これも毎日びっしり書くこともあれば、1年以上放置しておきながら2行しか書かないこともある。読み返してみると最新の日付は11月24日だった。おそらく去年の11月24日に書いたのだろう。内容は「転職をして手帳を使わない暮らしになった」というものだった。確かに内勤だとスケジュールも目の前のパソコンで組んでるから手帳はいらないものな。ちなみに手書きの日記は定期的に焚書しているので最新のものでも過去1年分くらいしかストックがない。
読み書きは表裏一体みたいなものだし誰でもできることだが、最近「楽器が弾けるようになりたい欲」が強くなってきた。一人で仕事していたときに鼻歌歌ってたら先輩が戻ってきて「いいことあったの?」と聞かれてしまいとっさに「辛いことしかありません」と答えてしまったが、もし何か楽器ができるなら「曲作ってるんですよー」と答えられたのに。どちらにしても気持ち悪い。だが文章以外でも表現ができるならさぞ楽しいだろう。
とにかく何かを作るのは楽しいことだ。秋にかこつけてなにかに手を出してしまえばよいのだ。