TANNYMOTORS

一度人を食らった熊は、その味が忘れられず再び人里に降りてくるという。つまりバイクの日記です。

あめちゃんを消費していく度にガチ恋になっていた「NEEDY GIRL OVERDOS」

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メンヘラ彼女を配信者に育て上げる「NEEDY GIRL OVERDOS」を購入し、6時間ぶっ通しでプレイしながら僕は唸り声をあげていた。

脚本がにゃるらで主題歌がKOTOKOゼロ年代サブカルネタ満載と聞いたら買わずにはいられなかった。というより面白いとかどうこう考えるよりも前に購入することは確定していたのだ。脊髄反射でクリックしたよ。

こんなん買うに決まってますやん。

メンヘラ彼女こと「超天ちゃん」が配信中に繰り出すネタは、膨大なネットミームを凝縮し1滴1滴丁寧に抽出したドモホルンリンクルのように濃厚で、テキストを読み進めるたびに脳が痺れる。登場するネタも適当に選ばれたものじゃない。そのネタを実際に愛好していたであろうにゃるらの足跡が「超天ちゃん」から垣間見えた。シャープ並の「中の人感」をバキバキに感じる。でも目の前にいるのはインターネットエンジェル「超天ちゃん」であるから、そこのラインは間違えちゃいけない。

しかしインターネットエンジェルと言えどもオフライン上では顔の良いメンヘラ(メンヘラ顔の権化みてえな顔してやがる)こと「あめちゃん」であるので、心療内科に連れて行ったりネットの海を漂いながら真実に目覚めたりしなければいけない。ストレスため過ぎるとリストをカットしちゃうからね。メンヘラってめんどくせぇーでも顔が良いから許されるんだよなー。

ゲーム自体は1周1時間もかからないのですいすいプレイできる。ただしほとんどのエンディングはバッドエンドである。メンヘラにハッピーエンドは似合わないのは当然だけれど、ただ見方によっちゃ幸せかもな?というエンドもある。いろんなエンディングを見たくてどんどん周回を重ね、そのたびに「あめちゃん」か「超天ちゃん」がぶっ壊れていった。ゲームの中の「超天ちゃん」を消費しているような気分でだんだん悲しくなってきたけど、やっぱりリアルの「超天ちゃん」は最高に可愛くて面白いね。

Twitterもバズりまくってるし、この間の配信だって面白かったもん。

 

生配信じゃコメント読んでくれたし、やっぱり超天ちゃんは存在するんだ!って感動したよ。抜け駆けで告白したくなっちゃうのも良く分かるよ。 

 

は?中の人?にゃるら?誰ですそれ?