TANNYMOTORS

人の味を知った熊は再び人里に降りてくる。

リゾートというかファンタジー|沖縄初上陸2日目

<まえ>

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沖縄2日目の朝。今日は1日中バイクで走り回る予定なので8時に宿を出て那覇から海沿いに北上。道中のA&W牧港店でモーニングを食べる。


アメリカかよ。行ったことないけど。

A&Wといえばルートビアだ。A&Wオリジナルのコーラで「シップの味がする」とか散々な評価を目にしていたけれど、いざ飲んでみるとバニラの香りが爽快である。確かに香料はコーラともペプシとも違うけれど、同じ変わり種のドクターペッパーよりルートビアの方が好みかもしれない。ちなみにルートビアはどのサイズを頼んでもお代わり無料だ。じゃあレギュラーサイズ頼んだ僕は間抜けではないか。しかもジョッキで提供されるのでお代わりと言われても結構多いし…でも1杯だけもらおうかな…


ベーコンチーズマッシュサンドセット。ジョッキが重い

フードもしっかりおいしい。なんというかカロリーを感じる。これ毎日食べたらすごいことになるだろうなと思いながらゆっくり頂く。内装も外装もアメリカのダイナーっぽくてかわいい。


遮るものがないとグラデーションがキマるね。

引き続き東の海岸線に沿って北上してニライビーチと残波ビーチを見学。海で泳ぐつもりはなかったけど無視するのも勿体ないので手を浸して海水の匂いをかぐ。やはり磯臭さがない。水中のプランクトンが少ないのだろう。


相変わらず絵みたいな色使いで脳がつかれてくる。


なんにもしたくないな。ずっとバイク乗ってるのがアホみたいだ。

お昼前に次の目的地、「シーサイドドライブイン」に到着。ここはツーリングスポットとして紹介されていて店内にもクラシックバイクが飾られていたが、深夜帯は目の前の道路は二輪車通行禁止だし店の軒下にバイクを止めるなと書いてあるし、矛盾を感じるスポットだった。ただドライブイン特有の駐車場の広さと出入りのしやすさ、店内の広さは快適で海を見ながら食事ができるのは良いところだった。


しれっと24時間営業謳ってた。

こういうところでは名物を無視してカツ丼のようなしっかりしたご飯を食べるに限る。いくら関西より涼しくても夏の沖縄を走っているのだ。常に補給し続けないと命の危険がある。


カツ丼となにかの揚げ物。塩分。糖分。油分。

昼食後はすぐそばの万座毛を訪問。崖と海のバランスが良いと聞いて寄ってみたが、確かに良い景色だった。すごくビジュアルの良い東尋坊だなと思っていたら、隣の関西人が「めっちゃ東尋坊やん」と話していて恥ずかしい。一人旅のネタ被りほど残酷なものはない。でも例えるなら「きれいな東尋坊」としか言いようがない。


ここまでくるとなんか水槽みたいだ。


これ風と波があれば東尋坊だよ。
万座毛からは真っ白なビーチと絵にかいたようなリゾートホテルが見え、そこからやってくる水上バイクが透き通る海面に航跡を残していく。どこのビーチも真っ白で青い海との対比が良く映える。琉球石灰岩の元はサンゴだという。確かに浜辺の砂の色は沖縄の方が白いし、踏み心地も関西とは違う。これで沖縄版の富嶽三十六景を描いたらどうなるだろうか。もしかすると内地で「こんな色の海があるわけねえだろ」と炎上するかもしれない。頑張れ画狂老人卍先生。


あのホテル1泊分の予算でこっちは5泊できるからね。そういう旅しか知らんのよ。


引き続き北上しながら自撮りをこなす。一人旅とはいえ消息を残さんと。

沖縄本島中部に入り、美ら海水族館やシャングリア沖縄といった一大スポットを見ながら今回は古宇利島を訪問。少し疲れてきたので本島から古宇利島を結ぶ橋を見ても「なんか角島大橋みてえだ」という酷い感想しか出ないのでそろそろ宿に戻ることにする。この時点で午後4時。本島の東側にわたり緩やかに南下していく。


左下の女性がずっと自分のPV撮ってて大変そうだった。

道中、やたら強そうな警備員がひしめく工事現場の前を通ったが、どうやら例の座り込みスポットのようだった。ただし座り込みエリアには誰一人おらず、ただの静かな工事現場だった。座り込みにもオフが必要なんだろう。

夕方になると幹線道路はそれなりに渋滞してきて、カブのギアチェンジもだるくなってきたので休憩がてら嘉手納の道の駅に寄る。ここからはアメリカ軍の嘉手納基地が一望できる。


大きすぎる。ずっと向こうまで基地ってどういうことよ。

話には聞いていたがものすごい規模の基地だ。飛行機やヘリコプターが常に飛び交っている。北海道の新千歳や青森の八戸といった自衛隊航空祭に1機だけお呼ばれするような機体がゴロゴロ転がっている。那覇空港といい嘉手納基地といい飛行機好きにはたまらない場所だろうが、いかんせん戦闘機はうるさいし、基地のせいで道が狭いのでその辺は手放しには喜べない。ちょっとずつ集約できればいいね。


奥のヘリコプターは片付けてるのに。容赦なく飛んでいく戦闘機。大変だなあ。


操縦しながら「帰りてえ」とか思ってるんだろうか。

引き続き南下して那覇市に帰還。夕飯は24時間営業の個人スーパーで買い宿で静かに食べる。住宅街にある個人スーパーが24時間営業ってどこに需要があるんだと思ったら店自体も激安だし周りは風俗街と繁華街だし客足は絶えないらしい。

沖縄にはいろんなものがあるなあと思いながらコインランドリーで洗濯機を回す。乾燥しきれないものはキャビン内に張り巡らせた洗濯ロープに干し、乾いた服は1日ごとに小分けにする。そういえばリゾートホテルのコインランドリーってどんな感じなんだろう。

<つづき>

 

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