TANNYMOTORS

人の味を知った熊は再び人里に降りてくる。

銭湯は温水で上がるか、あるいは冷水で締めるか

銭湯ではいつも湯船と水風呂を交互に入っている。

洗い場で体を流し、湯船に浸かり、洗い場に戻って体と髪を洗い、それから湯船と水風呂を交互に行き来する。これが普段の銭湯の入り方である。
ただし湯船と水風呂どちらを最後にするべきかは一考の余地がある。湯冷めしないためにも最後に湯船に入っておくのが妥当だが、しかし夏の暑さの前ではあまり気が進まないし、風呂上がりに汗だくになるのも気に入らない。そういう理由から夏場は水風呂で風呂を締めるようになった。切り替えるタイミングは大抵が7月上旬だったが、今年に関しては6月22日と例年よりも2週間程度早い切り替えとなった。

水風呂で銭湯を締め、脱衣所で扇風機の風を浴び、畳敷きの休憩スペースで横になる。あらゆる不調が快癒していく感覚を味わいながらあずきバーにかじりつく。風呂に入っただけなのに世界を救ったような気分になって1日が終わる。

夏が来る。風呂には毎日入ったほうがいい。