TANNYMOTORS

一度人を食らった熊は、その味が忘れられず再び人里に降りてくるという。つまりバイクの日記です。

手書きの文字には心が籠もってるとか言うお前のためにペンを握ってるわけじゃねえんだよ

高校生の頃から10年以上手書きの日記をつけている。不定期かつ不定量なので1日数ページ書くこともあれば、1年以上放置していたこともある。しかも気まぐれに破り捨てたり焚書したりするので、いつも手元には現行の日記1冊しかない。

ブログも書くのにしわざわざ手書きなんてなあと思いつつも、頭で考えるスピードと文字を書くスピードが上手く噛み合っているようで、書き高はキーボードを叩くよりペンを走らせるほうが良い。書きながら頭の中の言葉が整理できるし、タイピングにありがちな少し書いて消すなんて作業を繰り返さずに一気に書いてしまえるから達成感も味わえる。なんなら手書きでブログを書いてそれを文字起こしすればよいのではないかとさえ思う。音声入力で本やレポートが書ける時代と真逆の行為かもしれないけれど、個々人に最適化なアウトプットの手段が用意された良い時代であると言いたい。

枕元でノートパソコンをパチパチしているのも楽しいし、デスクでノートにゴリゴリ文字を書くのも楽しい。Twitterに短文を放り投げて書いた気になってしまうけれど、やっぱり500文字くらいは書かないとまとまった文章は作れない。

養生テープに書いた文章をTwitterにアップしている人がいたけれど、ああいう運用も楽しそうだ。メモ帳に書いてスクショする人は・・・お気持ち表明が多い気がして少し敬遠してしまうな。

やれソーシャルディスタンスだお籠り様だというものの、本とパソコンとノートがあれば何不自由のない暮らしができるのでそれほど困ることはない。いつの間にかスーパーの閉店時間が早まってて牛乳を買いそこねたくらいだ。

ペンがほしいな。でも高いペンが使いやすいペンなわけじゃないから難しい。